
こんなお悩みを本記事では解消します。
・HSPが相談できない職場の環境
・職場で相談できないHSPへの相談のコツ
この記事を書いている私はHSP気質・内向型です。
職場での相談が苦手で、相談内容を考えすぎたり周囲に気を使いすぎて、毎日クタクタでした。
相談するのは今でも得意ではないですが、経験を積むことで相談のコツもわかってきました。
今回は「職場で相談できないHSPへ相談のコツ」をご紹介します。
目次
HSPが職場で相談できない理由

相手の反応が怖いから
HSPが職場で相談できないのは、相談した時に相手の反応を気にしてしまうからです。
HSPは行動する前に頭で動いてしまい、しかもネガティブに考えがちです。
そのため、相談することが怖くなります。
例として、相手から以下の様に思われないかと想像してしまいます。
・忙しいから時間が取れない
・他の作業に集中しているので話しかけないでほしい
この様にHSPは相手の反応を気にしてしまうため、職場で相談ができないです。
相談内容がまとまらないから
HSPが職場で相談できないのは、相談したい内容を言葉にまとめるのが苦手だからです。
HSPは相手に相談する時にまず「どう伝えればいいか」を考えます。
その際にあれこれ考えすぎてしまい、内容がまとまらなくなることがあります。

相手が忙しそうで話しかけにくいから
HSPが職場で相談できないのは、相手が忙しそうだと話しかけにくいからです。
HSPは相手の感情や置かれている状況を、敏感に感じ取ります。
また、相手を気遣うことも得意です。
そのため、相手が忙しそうだと「今相談したら迷惑かも」と思い、話しかけるタイミングを逃してしまいます。
HSPが相談できない職場環境

ここまで、HSPが職場で相談できない理由をご紹介しました。
続いて、HSPが相談できない職場環境をお話します。
相手の状況が見えにくい
HSPが相談ができないのは、相手の状況が見えにくい環境の場合です。
相談したい相手が、在宅勤務中であったりオフィスにいない場合、相手は今忙しいのか、相談をしてもいい雰囲気なのかがわかりにくいため、相談しにくいです。

職場の人間関係がよくない
職場の人間関係がよくない環境の場合、HSPは相談ができないです。
どんな仕事にも当てはまりますが、人間関係が悪いとストレスが多く相談をするのも難しいです。
職場で相談できないHSPへ相談のコツ


相談するのは当然と認識する
「職場で相談するのは当然」と認識しましょう。
この認識を持つことは結構大切です。
真面目に仕事していれば、相談したいことがでてくるのは当たり前です。
HSPは相手からの反応を気にしてしまい、相談するのをためらってしまいます。
しかし、職場の上司は部下が困っていたら相談を受ける、フォローをするのも仕事です。
周囲の反応を気にしすぎてしまうHSPの方には、今一度「職場で相談するのは当然」と認識してほしいです。
相談の時間をもらえるかを聞く
相談したい相手が忙しそうで話しかけにくい場合は、相手に相談の時間をもらえるか確認しましょう。
方法は直接・メール・ビジネスチャットと緊急度合いによって変わります。
都合を確認する際には、以下の様に確認してみましょう。
・●●の件でご相談したいのですが、いつがご都合よいでしょうか。
相手も突然、相談内容を話されるよりも、事前に都合を確認してもらえると助かります。
相談の仕方に悩みすぎない
相手への相談内容を考えるのに、悩みすぎない様にしましょう。
HSPは相手への伝え方や、どの様に情報を伝えるかに悩みすぎてしまいます。
私は1つの考えごとについて、10分以上悩むと同じ内容が頭をグルグルと回ってしまい、かなり疲れます。
相談する際には、以下の様に「案件・背景・相談したい点・自分の意見」を意識するといいです。
・相談したい背景:他部署からアイデアを募っているが、回答が集まらない
・相談したい点:どうしたらアイデアが集まるかご相談したい
・自分の意見:A部長へ部長会での他部門への周知を依頼する
ポイントを整理して、グルグル思考にならない様にしましょう。

業務マニュアルには目を通しておく
職場で相談できないHSPは、業務マニュアルやフローなどの社内資料を事前に確認しておきましょう。
人に相談するのが得意な方は、マニュアルや資料等は最低限の箇所のみを確認し、後は人に相談をしてしまう方もいます。
しかしHSPは人への相談が苦手なため、社内資料は事前に確認し、内容を把握しておく様にしましょう。
自分でわかることが多ければ人への相談も減るため、業務でのストレスも減ります。
まとめ

本記事では「職場で相談できないHSPへ相談のコツ」を
・HSPが相談できない職場の環境
・職場で相談できないHSPへの相談のコツ
の内容でご紹介しました。
本記事が職場で相談できないと感じているHSPの方の参考になれば嬉しいです。